もうひとつの夏へ

日記とニュースのサイトでした。いまはネット小説の紹介とか色々。更新不定期です。

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作家、ヤマグチノボルさん死去 人気ライトノベル「ゼロの使い魔」

作家、ヤマグチノボルさん死去 人気ライトノベル「ゼロの使い魔」

あー、、、とうとう亡くなってしまったか。
ゼロ魔自体は、好きというほどでもないし、結局途中で放り出してしまったんだけど。
なんかこういうニュースが胸に来る年齢になってしまった感がある。



ゼロ魔は不思議と二次創作の舞台として愛された作品で、その中には傑作も多い。
その中のひとつを紹介。


あの作品のキャラがルイズに召喚されました @走れメロス
待つのと待たせるのとどちらが辛いね


「あんた誰?」
 メロスは飛び込んだ向こうに女神を見た。手足の細い、子供の如き女神だ。
「ゼロのルイズが平民を召喚したぞ!」
 周囲の神々がなにごとか叫んだ。何を言っているかは分からぬ、メロスは神々の言葉を解さない。しかし、人の善いメロスは、彼らがメロスを祝福してくれているのだと理解した。
 流れるような桃色の髪をした女神が近づいてくる。メロスは深々と頭を垂れる。神の顔を直に目で見るなど、許されない。
「感謝しなさいよね」
 女神がなにごとかを告げた。メロスには分からぬ。ただ頭を下げていた。
 その手がメロスの頭に触れられる。女神の手だ!その手が顎に当てられ、上に向けられる。
 ならぬ、女神を目で見てはならぬ。あまりの美しさに潰れてしまうに違いない!メロスはそう思って目をきつく閉じた。
 闇の中、メロスは何かが唇に当てられるのを感じた。
 その何と柔らかきことか、メロスは戦慄した。メロスは女も知らぬ、接吻の柔らかさも知らぬ。
 メロスは膝立ち、手を挙げて神々の祝福に感謝した。
「ゼウスよ、寛大深き神々よ! このメロスは必ずやその祝福に報い、どのような試練があろうとも佳き友セリヌンティウスを救います!」
 豪と叫ぶやいなや、メロスは神々に背を向け駆け出した。
 私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ! メロス。



爽快感に溢れ、なんだか良い話だったような読後感を覚えるがきっと気のせい。
メロスはわからなさ過ぎだと思う。

ちなみにトビー(偽)の高校時代の現国教師いわく、こういう話を書きつつ自殺未遂とかしちゃうから太宰はモテる。





このゼロ魔の世界の懐の広さはちょっと面白い。
それはある意味、小説としての脇の甘さとも言えるかも知れないけど、でもこれだけ多くの人に愛されたんだなあ、とも思います。
合掌
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  1. 2013/04/13(土) 16:46:18|
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